本日の通読箇所「創世記16:3~6」
アブラムはハガルのところに入り、彼女は身ごもった。ところが、自分が身ごもったのを知ると、彼女は女主人を軽んじた。
(創世記16章4節)
サライの提案どおり、アブラムは女奴隷ハガルの元に入り、ハガルは身ごもります。しかしこの妊娠によって、3人の関係が変わっていきます。まずハガルがサライを見下すようになりました。
子どもが出来るということは、神さまの祝福のしるしだと考えられていました。ですからハガルの気持ちも、わからないではないです。サライはアブラムにハガルの態度について訴えると、アブラムは「好きなようにするがよい」と答えます。
このアブラムの態度、どうでしょうか。もう少し責任感のある返答は、なかったのでしょうか。サライは本当に、好きなようにしました。その結果、ハガルは逃げ出します。3人の態度は、どれも愛のないもののように感じます。