日ごとの聖書(10月6日)

本日の通読箇所「詩編111:1~5」

主の成し遂げられることは栄え輝き 恵みの御業は永遠に続く。

(詩編111編3節)

「神の大いなる業」:個人の賛美をもって導入される賛歌です。この詩編111編と次の詩編112編とは、一つのものと考えられています。その詩の様式も、使われている言語も対応しているからです。

「アルファベットによる詩」とは、ヘブライ語のアルファベット22文字がそれぞれの行の最初くる形式です。いろは歌やあいうえお作文のようなものです。教育的な目的でも、このような詩編が用いられていました。

イスラエルの人たちは、「驚くべき御業を記念するよう定められた(4節)」ことによって、過越祭、七週祭、仮庵祭といった祭りをおこなうようになりました。そしてわたしたちはイエス様の定められたように、洗礼と聖餐を守っていくのです。