日ごとの聖書(7月31日)

本日の通読箇所「出エジプト記3:7~12」

モーセは神に言った。「わたしは何者でしょう。どうして、ファラオのもとに行き、しかもイスラエルの人々をエジプトから導き出さねばならないのですか。」

(出エジプト記3章11節)

神さまがモーセに語ったのは、驚くべき内容でした。「わたしはイスラエルの人々の苦しみを聞いた」、「わたしは降って行ってわたしの民をエジプトの手から救い出し、豊かで広い地、乳と蜜の流れる地に導き上る」、ここまでは、神さまの一方的な決意です。

しかし続けて神さまは言われるのです。「わたしはあなたをファラオのもとに遣わす。わが民イスラエルの人々をエジプトから連れ出すのだ」。モーセが「わたしは何者でしょう」と言いたくなるのもうなずけます。

わたしたちの宣教も、これと同じです。「なぜわたしが?」、「神さまが直接やってくださいよ」と思う場面もたくさんあるかもしれません。しかし「共にいる」神さまと一緒に働くことが、とても大事なのです。