本日の通読箇所「出エジプト記37:1~9」
一対のケルビムは向かい合い、顔を贖いの座に向け、翼を広げてこれを覆った。
(出エジプト記37章9節)
続いて箱と贖いの座を作ります。「ベツァルエルはアカシヤ材で箱を作った」とここだけは、誰が作ったかがはっきり書かれています。この「箱を作る」という作業は、特別なものなのでしょう。
箱は内側も外側も、純金で覆われました。また贖いの座も、純金で造られます。確かに豪華なのですが、福音書にあるイエス様の行動を読むと、どうしても違和感を覚えてしまいます。
幸福の王子の物語や、アシジのフランシスコのおこなったことと、どうしても比較してしまいます。ただ批判だけを繰り返すと、高価な香油をイエス様に注いだ女性を批判したユダと、同じ場所に立ってしまうようにも思えてしまいます。