日ごとの聖書(9月25日)

本日の通読箇所「出エジプト記19:20~25」

モーセは主に言った。「民がシナイ山に登ることはできません。山に境を設けて、それを聖別せよとあなたがわたしたちに警告されたからです。」

(出エジプト記19章23節)

神さまはまずモーセを呼び寄せました。そして民には近寄らないように命じます。すでに山には境が設けられ、聖別するように命じられていたので、当然民は近づくことができないのにもかかわらずです。

今日の箇所を見ると、神さまは民がご自分に近づいてくることを、とても嫌がっているようにも感じます。モーセとアロンはいいけれども、民が近づくと殺すぞと警告されているのです。

そこにはどのような思いがあったのでしょうか。「神を見たら死ぬ」とイエス様の誕生物語の時代にも信じられていました。「神、共にいまして」と歌うわたしたちには、少し違和感がある記述です。