日ごとの聖書(1月3日)

本日の通読箇所「創世記1:14~19」

神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。

(創世記1章16節)

古代ギリシアがそうであったように、太陽や月を神格化して崇拝する宗教は多く存在します。占星術や星占いなど、天体の動きを見て自分の運命や未来を予想することは、現代社会の中でもみられることです。

四日目に神さまがつくられたのは、「二つの大きな光るもの」でした。昼と夜をそれぞれ治めるものとしてつくられていますから、これらは太陽と月のことでしょう。しかし聖書は、それらはあくまで「被造物」だということを強調するのです。

太陽や月、星たちを拝むことはないのです。またそれらのものが、人の運命を変えることもないのです。ちなみに新共同訳聖書では東方からイエス様を拝みに来たのは「占星術の学者」だと訳されていましたが、新しい聖書では「博士」に戻っていました。よかったです。