本日の通読箇所「創世記1:20~25」
神はそれらのものを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、海の水に満ちよ。鳥は地の上に増えよ。」
(創世記1章22節)
神さまは五日目に魚や鳥を、そして六日目の前半に地上の生き物をつくられました。ただし聖書は「魚」とは書かず、「生き物が水の中に群がれ」と書いています。当時の人たちは、海の中に一体どんな生物がいるのかよく知らなかったのかもしれません。
新共同訳聖書で「大きな怪物」と訳されている言葉は、新しい聖書では「大きな海の怪獣」となっています。ヘブライ語で「タンニニム」というこの生物はヘビのような怪物で、後に退治されたとされます。後にも出てきますが、どうやらヘビは嫌われ者のようです。
神さまは魚と鳥をつくられた後に、「産めよ、増えよ」と命じられます。この言葉は人をつくられた後にも言われますが、この神さまの思いをわたしたちも心に留めておきたいと思います。