日ごとの聖書(10月 28日)

本日の通読箇所「ヨハネによる福音書4:27~42」

さあ、見に来てください。わたしが行ったことをすべて、言い当てた人がいます。もしかしたら、この方がメシアかもしれません。

(ヨハネによる福音書4章29節)

周りの人の目を恐れ、一番暑い正午ごろに水を汲んでいた女性は、イエス様との出会いによって変えられました。彼女は水がめをその場に置いて、すぐに町に向かいました。そして人々に、イエス様のことを証言していくのです。

「伝道」とは、自分が得た知識を他の人に伝えることでしょうか。このサマリアの女性のようにイエス様によって変えられ、その喜びを全身で表現し、人々に伝えて行く。それが大事なのではないでしょうか。

町の人たちは、「わたしたちが信じるのは、もうあなたが話してくれたからではない」と言います。彼女は言葉だけで人々を導いたのではありません。人々に、「自分たちもイエス様に出会いたい」という気持ちを持たせたのです。これが道を伝えるということなのです。