日ごとの聖書(7月 9日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書4:1~15」

イエスは、「『人はパンだけで生きるものではない』と書いてある」とお答えになった。

(ルカによる福音書4章4節)

イエス様は聖霊に満たされ、霊によって荒れ野に導かれます。悪魔からの誘惑は、神さまがご計画されていたことでした。この40日間の誘惑の出来事は、出エジプトの後40年間荒れ野でさまよったイスラエルの民を思い起こさせます。

悪魔は「お前が神の子なら」と、三度誘惑の言葉を投げかけます。「石をパンにしろ」、「わたしを拝め」、「神を試せ」。それらの悪魔の言葉は、わたしたちの口から出される祈りの言葉と通じるところがあるように思うのは、わたしだけでしょうか。

イエス様は聖書の言葉を用いて、悪魔を退けました。わたしたちの心に、聖書のみ言葉は満たされているでしょうか。自分のおこないを振り返るときに、聖書のみ言葉を思い起こしたいものです。ただし人を裁くために、聖書の言葉を用いるのはやめましょうね。