本日の通読箇所「出エジプト記8:1~11」
ファラオはモーセとアロンを呼んで、「主に祈願して、蛙がわたしとわたしの民のもとから退くようにしてもらいたい。そうすれば、民を去らせ、主に犠牲をささげさせよう」と言うと、
(出エジプト記8章4節)
昨日の箇所で予告された「蛙の災い」です。アロンが杖をエジプトの水の上に伸ばすと、蛙が這い上がり、エジプトの地を覆いました。ここでも魔術師は同じことをします。それができるなら、蛙を元いた場所に戻せばいいのに。
今回初めて、ファラオはモーセとアロンに願います。「蛙を追い払うように」と。第二の災いで、ファラオは屈してしまうのでしょうか。モーセはファラオと約束した通り、神さまにお祈りします。
蛙は家からも庭園からも畑からも死に絶えました。川に追い払われるのではなくその場で死に絶えたために、凄まじい悪臭が放たれました。しかしこれで安心したのか、ファラオはまたしても心をかたくなにします。災いはまだ終わりません。