日ごとの聖書(6月17日)

本日の通読箇所「創世記41:37~57」

お前をわが宮廷の責任者とする。わが国民は皆、お前の命に従うであろう。ただ王位にあるということでだけ、わたしはお前の上に立つ。

(創世記41章40節)

ファラオはヨセフが自分の夢を見事に解き明かしたのを聞いて、「このように神の霊が宿っている人はほかにあるだろうか」と感心します。そしてヨセフを、エジプト全土を治める者とします。

わたしだったら8年目になって、「本当に大豊作のあとに飢饉が来たぞ」とようやく重い腰を上げ、ヨセフの話を信用しそうです。しかしファラオは当初からヨセフの言葉を完全に受け入れ、行動を起していきます。なかなか出来ることではありません。

豊作の間に、ヨセフには2人の子どもができます。イスラエル12部族の名前には、ヨセフは入っていません。ヨセフの息子であるマナセとエフライムがそれぞれ嗣業の地を受け継ぎます。ちなみにほかの兄弟の中で嗣業の地を与えられなかったのは、祭司職のレビです。