日ごとの聖書(8月30日)

本日の通読箇所「出エジプト記12:37~51」

イスラエルの人々はラメセスからスコトに向けて出発した。一行は、妻子を別にして、壮年男子だけでおよそ六十万人であった。

(出エジプト記12章37節)

ファラオの「出て行きなさい」という言葉を受け、イスラエルの人々はスコトに向けて出発しました。スコトはエジプトとシナイ半島の真ん中あたりです。とりあえずエジプトを出るということなのでしょう。

その数はなんと、壮年男子だけで約60万人!ちなみに新しい聖書では「徒歩の男だけで」となっており、どうして女性や子どもだけではなく馬などに乗っている人を省くのか、不思議な気がします。「兵士になりうる数」を伝えたかったのでしょうか。

430年の間、イスラエルの人々はエジプトにいました。そのきっかけは、ヨセフが父ヤコブや兄弟たちを飢饉から救うために彼らをエジプトに呼び寄せたことでした。そして今、神さまが自分たちの間を過ぎ越され、エジプトの地から導き出されるのです。