日ごとの聖書(9月1日)

本日の通読箇所「出エジプト記13:11~16」

ただし、ろばの初子の場合はすべて、小羊をもって贖わねばならない。もし、贖わない場合は、その首を折らねばならない。あなたの初子のうち、男の子の場合はすべて、贖わねばならない。

(出エジプト記13章13節)

「贖い」という言葉が出てきます。あまり日常では使われない、いわゆる「キリスト教用語」です。聖書では人手に渡った財産や土地に対して賠償金を払って買い戻すことや、身代金を払って奴隷を自由にするという意味で使われます。

さらに罪の償いのための犠牲など、さまざまなささげ物をささげることにも「贖い」という言葉が用いられます。そしてここでは初子をささげることによって、イスラエルの人々が死の中から救い出されるというのです。

この出来事は、イエス様の十字架にもつながっています。神さまは独り子であるイエス様を十字架につけられました。その血によって、わたしたちは生きる者とされました。そのただ一度の死によって、わたしたちは贖われたのです。