本日の通読箇所「出エジプト記13:17~19」
神は民を、葦の海に通じる荒れ野の道に迂回させられた。イスラエルの人々は、隊伍を整えてエジプトの国から上った。
(出エジプト記13章18節)
ペリシテ人はカナン地方の沿岸に住んでいました。彼らは体格が良く、鉄製の武器も使っていたようです。戦いにも慣れていた彼らを見ると、イスラエルの人々は恐れるだろうと神さまは考えました。
そこで遠回りですが、神さまは葦の海に通じる荒れ野に民を導きました。イスラエルの人々はずっとエジプトの奴隷として働いていたので、戦いを仕掛けられたらひとたまりもなかったでしょう。
さてモーセは、ヨセフの骨を携えていました。イスラエルの人々がエジプトに来てから430年が経っていました。それだけの長い年月を経ても、先祖の墓に葬られることはとても重要なことだったのです。