日ごとの聖書(1月 26日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書8:23~27」

イエスは言われた。「なぜ怖がるのか。信仰の薄い者たちよ。」そして、起き上がって風と湖とをお叱りになると、すっかり凪になった。

(マタイによる福音書8章26節)

教会は舟にたとえられることがあります。奈良基督教会の礼拝堂も中に入ると、箱舟に乗っているかのようです。

波が穏やかで目的地も明確に示されていると、舟の中はとても快適です。気の合った仲間と一緒に世間話でもしながら進んでいく。それが教会かと思ったら、実は大間違いです。教会だからこそ嵐に遭い、教会の中にいるからこそ逆風に悩まされる。もっと言えば、順風の中で漂っているのは教会ではありません。

わたしたちの間には、恐れや戸惑い、不安がたくさんあります。その中を、わたしたちの舟は進んでいくのです。でも大丈夫。イエス様が一緒に乗ってくださっています。