日ごとの聖書(5月17日)

本日の通読箇所「創世記34:20~24」

そうすれば、彼らの家畜の群れも財産も動物もみな、我々のものになるではないか。それには、ただ彼らの条件に同意さえすれば、彼らは我々と一緒に住むことができるのだ。」

(創世記34章23節)

シュケムの父ハモルは、スコトの町の人たちを説得します。彼の願いは、シュケムがディナを妻として迎えることの他に、ヤコブたちをその財産と一緒に自分たちの中に受け入れるというものでした。

ただ割礼という行為が、アブラハムの神(ヤコブの神)と契約を交わすことだとは、はっきり伝えられていません。きっとスコトの町の人たちにも、自分たちが信仰する神々があったのではないでしょうか。そことの決別については、何も触れられていません。

しかし、ハモルは町の有力者だったのでしょう。町の人たちはハモルの言うことを聞き入れます。そしてすべての男子が割礼を受けます。ヤコブが持つ財産が、よほど魅力的に映ったのでしょう。