日ごとの聖書(9月 23日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書20:27~40」

神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神なのだ。すべての人は、神によって生きているからである。

(ルカによる福音書20章38節)

教会では愛する人が天に召されたとき、「神ともにいまして」という聖歌を歌うことがあります。その中で、「また会う日まで」と何度も歌います。たとえ肉体は滅んだとしても、神さまのみ許でいつかまた、語り合うことが出来ると信じているからです。

サドカイ派の人がたとえで語った女性には、7人の夫がいました。長男から始まり、次々に子がないまま死んだため、7人の兄弟すべての妻となった。律法のきまりに従えば、そのようにしなくてはならなかったからです。

彼女が天に召されたら誰の妻になるのか、それが質問の内容でした。彼らは自分たちの尺度でしか物事を考えられなかったのでしょう。天に召された後のことは、神さまにしかわかりません。神さまにお任せするしかないのです。