日ごとの聖書(9月 22日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書20:20~26」

彼らは民衆の前でイエスの言葉じりをとらえることができず、その答えに驚いて黙ってしまった。

(ルカによる福音書20章26節)

先日興福寺会館でおこなわれた「奈良県宗教者フォーラム」に参加しました。今年はキリスト教からの参加はわたし一人でしたが、様々な気づきが与えられた豊かな時間でした。ほら貝が鳴り響く中で、様々な宗教の人たちと共に祈るというのも不思議な体験でした。

日本のクリスチャン人口は1%以下だと言われます。その状況で生きていくときに、様々な葛藤を抱えることがあります。神社やお寺に行くこと。お葬式やお墓のこと。家族や親戚との付き合い。町内会の行事や寄付などなど。

そういったところとは一切関わるな、他の宗教行事には出てはいけないと厳しく言う教派もあるそうです。しかしわたしは、「神のものは神に」という根元さえしっかりしておけば、世俗のことは世俗の中で考えればいいのではないかと思います。