日ごとの聖書(10月15日)

本日の通読箇所「出エジプト記23:14~19」

年に三度、男子はすべて、主なる神の御前に出ねばならない。

(出エジプト記23章17節)

続いて「祭り」に関することです。何だか楽しそうな感じがしますが、ここに出てくる祭りとは「礼拝」のことです。神さまに感謝をささげ、祈るという儀式です。三度の祭りはいずれも元々農耕や作物に関するものです。

除酵祭は文字通り、「酵母(パン種)を除く祭」です。出エジプトの際、彼らは急いで支度をしなければなりませんでした。そのためパン種(イースト菌)を入れてパンを焼くことができず、パサパサのパンしか食べられませんでした。

そのことを思い起こすために、除酵祭はおこなわれます。ちなみにあとの二つの祭りは、七週祭と仮庵祭です。その際成人男性は、エルサレム神殿まで行かなければなりませんでした。かなり大変だったと思います。