日ごとの聖書(10月14日)

本日の通読箇所「出エジプト記23:10~13」

しかし、七年目には、それを休ませて、休閑地としなければならない。あなたの民の乏しい者が食べ、残りを野の獣に食べさせるがよい。ぶどう畑、オリーブ畑の場合も同じようにしなければならない。

(出エジプト記23章11節)

「安息日」というのは新約聖書にも登場するので、わたしたちも聞いたことがあると思います。しかしここで出てくるのは、「安息年」という規定です。

21章2節~、奴隷を7年目には解放するようにという決まりが書かれていました。ここに書かれているのは、農地を7年目に休ませるということです。そして勝手に生えた作物は、貧しい人や野の獣のための物となります。

ここには「弱者救済」の考え方があります。「安息日」も家畜や奴隷や寄留者が、一息つくためのものでした。あらゆる人が生きることが出来るように神さまが定めたのが、「安息」です。わたしたちも「安息」を大切にしていきましょう。