本日の通読箇所「出エジプト記32:1~6」
彼はそれを受け取ると、のみで型を作り、若い雄牛の鋳像を造った。すると彼らは、「イスラエルよ、これこそあなたをエジプトの国から導き上ったあなたの神々だ」と言った。
(出エジプト記32章4節)
モーセがヨシュアと共に山に登って、かなりの時間が経ちました。残されたアロンと民は不安になっていきます。モーセに何かあったのか、あるいはモーセが自分たちを見捨ててしまったのか、考えてしまったのでしょう。
そこでアロンは民の求めに応じて、金の子牛の鋳像を造ります。神さまが十戒で禁止したのは彫像(彫った像)だから鋳像はOKなのだという人もいますが、後の神さまの怒りを見る限り、そうではなかったようです。
しかも彼らは子牛の鋳像を見て、「イスラエルよ、これがあなたの神だ」と言います。完全に偶像を崇拝しているのです。「明日は主の祭りである」とアロンは告げますが、一体どの神さまが対象なのでしょうか。