日ごとの聖書(1月2日)

本日の通読箇所「使徒言行録1:6~11」

こう話し終わると、イエスは彼らが見ているうちに天に上げられたが、雲に覆われて彼らの目から見えなくなった。

(使徒言行録1章9節)

マタイによる福音書は、「だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。(マタイ28:19~20)」という宣教命令で終わります。

「あなたがたの上に聖霊が降ると~地の果てに至るまで、わたしの証人となる」という今日の箇所の言葉は、使徒言行録における宣教命令だと捉えることが出来ます。この書物の最初にこの命令が書かれている意味は何なのでしょうか。

それは、この書は使徒たちによる宣教の働きを中心に伝えていくということです。福音書がイエス様の働きを伝えたのに対し、使徒言行録は使徒たちがどのようにして福音を伝えていくのかにスポットを当てるのです。