日ごとの聖書(2月20日)

本日の通読箇所「使徒言行録10:1~8」

彼は天使を見つめていたが、怖くなって、「主よ、何でしょうか」と言った。すると、天使は言った。「あなたの祈りと施しは、神の前に届き、覚えられた。

(使徒言行録10章4節)

使徒言行録には、サマリアの人やエチオピアの高官に福音が伝えられていった話が載せられていました。救いはいわゆる「異邦人」(ユダヤ人以外の人)の元にも届けられていくのです。そして今日から始まる10章で、そのことが決定づけられます。

カイサリアのコルネリウスはイタリア隊の百人隊長でした。イタリア隊はローマ帝国に属している部隊です。彼は当然、ユダヤ人ではありません。しかし彼の家族は絶えず神さまに祈っていました。

神さまはコルネリウスに天使を遣わし、ペトロを招くように伝えます。異邦人であるコルネリウスがペトロの元に行くのではなく、ペトロに異邦人の家に来るように招きなさいというのです。さてペトロはどのような反応をするのでしょうか。