日ごとの聖書(9月14日)

本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙一9:19~23」

弱い人に対しては、弱い人のようになりました。弱い人を得るためです。すべての人に対してすべてのものになりました。何とかして何人かでも救うためです。

(コリントの信徒への手紙一9章22節)

「郷に入っては郷に従え」という言葉があります。わたしが最初に遣わされた教会の横には、地域で一番大きな神社がありました。町内会の行事の中には、宗教的なものも多くありました。

しかしそこで町内会長もさせていただき、地域の方々ともかなり親しくなりました。キリスト教の救いに導くことがなかったとしても、とても意義のある時間でした。現在勤務している奈良でも、積極的に他宗教の人との交流に出かけています。

「すべての人に対してすべてのものになる」、自己主張を捨てて相手に合わせることに、疑問を持つ方もおられるかもしれません。しかしそれこそが、神さまの愛につながる行為なのです。