日ごとの聖書(10月13日)

本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙一15:42~49」

つまり、自然の命の体が蒔かれて、霊の体が復活するのです。自然の命の体があるのですから、霊の体もあるわけです。

(コリントの信徒への手紙一15章44節)

パウロはここで、「自然の命の体」と「霊の体」という言葉を用いて、死者の復活を説明していきます。まず「自然の命の体」とは、わたしたちが生まれながらに与えられている体のことでしょう。

その「自然の命の体」は朽ち、卑しく、弱いものだとパウロは書きます。わたしたちは確かに、年齢を重ねる中で肉体の衰えを感じることがあります。またいつか必ずやって来る死に対しても、恐怖を覚えます。

しかしイエス様に出会い、新しいいのちに生かされるとき、わたしたちには「霊の体」が与えられるのです。その体は朽ちず、輝かしいものであり、そして力強いものです。イエス様によって、わたしたちは新しくされるのです。