日ごとの聖書(9月 4日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書15:1~10」

言っておくが、このように、一人の罪人が悔い改めれば、神の天使たちの間に喜びがある。

(ルカによる福音書15章10節)

イエス様は二つのたとえを語られます。「見失った羊」と「無くした銀貨」のたとえです。どちらもいなくなった(なくなった)ものが見つかった時に、大きな喜びがあるという物語です。

羊や銀貨をさがす人とは、神さまのことでしょう。そして羊や銀貨はわたしたちのことです。神さまはどんなにわたしたちが遠く離れていったとしても、捜し、見つけ出してくださるのです。

それぞれのたとえの最後には、「悔い改め」について書かれています。しかし羊も銀貨も、悔い改めなどしていないように思えます。ただ見つけられ、その手の中に抱えられた。しかしそのように委ねることを、イエス様は「悔い改め」とよばれているのかもしれません。