日ごとの聖書(4月2日)

本日の通読箇所「使徒言行録18:1~4」

職業が同じであったので、彼らの家に住み込んで、一緒に仕事をした。その職業はテント造りであった。

(使徒言行録18章3節)

続いてパウロは、コリントへ行きます。ここにもパウロは教会共同体をつくり、のちに書いた手紙が聖書に残されています。その手紙については、8月中旬から取り上げていきますが、良いことばかりが書かれていたわけではなかったようです。

コリントには、アキラとプリスキラという夫婦がいました。彼らはイタリアから来ました。それはローマのクラディウス帝が、ユダヤ人をローマから退去させるように命じたからでした。

理由はわかりませんが、結果として二人はパウロに出会うことができました。神さまのお導きです。そしてパウロと同じテント造りを職業としていた彼らは、一緒に働きます。福音宣教者も、自分の生活費は自分でまかなっていたのです。