日ごとの聖書(2月17日)

本日の通読箇所「詩編22:20~26」

主よ、あなただけは わたしを遠く離れないでください。わたしの力の神よ 今すぐにわたしを助けてください。

(詩編22編20節)

「わたしを遠く離れないでください」、その祈りは叶えられたのでしょうか。イエス様の十字架の場面を間近で見ていた多くの人たちは、イエス様は神さまに見捨てられたのだと思いました。

しかし23節から、詩は一変して救いへの賛歌になります。神さまはおられなかったのではなく、確かに働いておられるという確信を得、感謝の祈りを唱えるのです。イエス様はそのことを知り、「成し遂げられた」と祈るのです。

この光景を見て、一人の百人隊長は言いました。「本当に、この人は神の子だった」と。ただ苦しみを嘆いたのではなく、その中で神さまに対して信頼し、そして神さまが共におられることを知り、感謝する。イエス様はそのことをわたしたちに示されました。