本日の通読箇所「詩編30:9~13」
わたしが死んで墓に下ることに 何の益があるでしょう。塵があなたに感謝をささげ あなたのまことを告げ知らせるでしょうか。
(詩編30編10節)
キリスト教の中には、「証し」をとても大切にする教派があります。神さまに出会い、救われた喜びを、周りの人たちと分かち合うのです。また洗礼を受ける際に、「信仰告白」をみんなの前で語らせる教派もあります。
わたしたち聖公会では、あまりそのようなことを積極的におこなっていません。しかし神さまに救われた喜びを隠すことなく言い表すことも必要です。ともし火を器で覆い隠したり、寝台の下に置いたりしてはいけないのです(ルカ8:16)。
わたしたちの嘆きは踊りに変えられます。粗布は脱がされ、喜びは帯となります。「イエス様に出会えた喜びを伝えずにはいられない」、わたしたち一人ひとりがそのように変えられますように、お祈りしていきましょう。




