日ごとの聖書(4月17日)

本日の通読箇所「創世記27:30~40」

エサウは叫んだ。「彼をヤコブとは、よくも名付けたものだ。これで二度も、わたしの足を引っ張り(アーカブ)欺いた。あのときはわたしの長子の権利を奪い、今度はわたしの祝福を奪ってしまった。」エサウは続けて言った。「お父さんは、わたしのために祝福を残しておいてくれなかったのですか。」

(創世記27章36節)

エサウが獲物をしとめ、イサクの元に持って行ったときには、すでに祝福を受けたヤコブはイサクの前から出て行っていました。

イサクはヤコブに祝福を与えてしまったことに気づかされます。しかし一度ヤコブをエサウの主人と定めてしまった以上、それを覆すことはできません。

ただしエサウがヤコブに対して「あのときはわたしの長子の権利を奪い」と怒るのは、筋違いでしょう。エサウは食事欲しさに、長子の権利を軽んじました。その報いを受けたのかもしれません。