日ごとの聖書(4月23日)

本日の通読箇所「詩編49:1~5」

諸国の民よ、これを聞け この世に住む者は皆、耳を傾けよ

(詩編49編2節)

「世の富のむなしさ」:知恵文学的な詩編です。2~3節にあるように、作者はできるだけ多くの人たち(諸国の民、この世に住む者は皆、人の子らはすべて、豊かな人も貧しい人も)に語りかけます。

聖歌390番「栄えに満ちたる 神の都は」は、そのTune name(曲の名前)がAUSTRIAであることからも分かるように、オーストリア国家です。アメージンググレースを作詞したジョン・ニュートンが作詞した曲です。

その3節にこうあります。「神に守らるる 都の民は はかなき楽しみ 虚しき富に 誇れる世びとの 嘲り受くも こよなき喜び 露も変わらじ」。この詩の主題は、「世の富」です。そのむなしさを、作者は伝えていくのです。