日ごとの聖書(7月 18日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書6:1~11」

そこで、イエスは言われた。「あなたたちに尋ねたい。安息日に律法で許されているのは、善を行うことか、悪を行うことか。命を救うことか、滅ぼすことか。」

(ルカによる福音書6章9節)

ルールや規則が絶対化され、人々がその枠組みの中に入れられるということは一般社会においてもよくみられます。法律や校則、そして当時の安息日もそうでした。安息日には一切の労働を禁ずるという強い掟でした。

一方、「牧会的配慮」という言葉があります。教会や社会的にはこう決まっているかもしれないけれども、牧師の判断でこのようにおこなう、と決めることです。礼拝堂の使い方や聖歌の用い方、様々な人との関わり方にいたるまで、あらゆる配慮がなされます。

その根底にあるのは、「イエス様だったらどうするか?」という思いです。イエス様だったら子どもを「うるさい」と言って追い出しただろうか。献金をちゃんと納めないと礼拝堂に入ってはならないと言われただろうか。「安息日の主」に聞いていきましょう。