日ごとの聖書(3月5日)

本日の通読箇所「使徒言行録13:1~3」

彼らが主を礼拝し、断食していると、聖霊が告げた。「さあ、バルナバとサウロをわたしのために選び出しなさい。わたしが前もって二人に決めておいた仕事に当たらせるために。」

(使徒言行録13章2節)

ここから聖書は、宣教旅行の様子を伝えていきます。聖書にはいくつかの地図が載せられているものがあります。その「パウロの第一次宣教旅行」のスタートに当たるのが、今日の箇所の記述です。

その地図を見ると、アンティオケアは地中海の東、シリアの西部にあることがわかりますエルサレムやガリラヤから遠く離れたこの地に、初代教会の拠点がありました。異邦人の地に、彼らは根を張っていくのです。

彼らは出発する前に、礼拝と断食をおこないます。そして「自分たちの思い」ではなく、「神さまのみ心」を願い求めます。その結果、バルナバとサウロ(のちのパウロ)が選ばれます。シメオンとルキオとマナエンは二人の上に手を置き、送り出していくのです。