日ごとの聖書(5月27日)

本日の通読箇所「使徒言行録27:21~26」

ですから、皆さん、元気を出しなさい。わたしは神を信じています。わたしに告げられたことは、そのとおりになります。

(使徒言行録27章25節)

案の定、パウロの言ったとおりになりました。パウロの言うことさえ聞いておけば、大きな損失もなかったかもしれないのです。しかしパウロはそれをしつこくとがめることはしませんでした。

パウロはそれよりも船員たちに、希望を語ります。その希望は希望的観測ではなく、神さまから与えられたものでした。その確信を元に、パウロは船に乗っているすべての人を導こうとします。

わたしたちも道に迷ったときに欲しいのは、「だからこっちに来いと言ったでしょ」という叱責ではなく、「大丈夫、神さまが守ってくださるから」という約束であり、希望なのではないでしょうか。