日ごとの聖書(5月28日)

本日の通読箇所「使徒言行録27:27~32」

船が暗礁に乗り上げることを恐れて、船員たちは船尾から錨を四つ投げ込み、夜の明けるのを待ちわびた。

(使徒言行録27章29節)

1オルギアは約1.85mです。パウロの乗る船は、水深37mから水深27.75mへと、明らかに島へと近づいていきます。ただそれに気づいたのは真夜中のことだったので、暗礁に乗り上げないために夜明けを待ちます。

暗闇の中で自分の思いだけで行動しても、上手くいかないことが多くあります。イエス様は光として、わたしたちの人生の中に介入されました。その光をたよりに、わたしたちは歩みたいものです。

そのとき船員たちが、小舟を使って船から逃げ出そうとしました。自分たちだけ助かればいいという考えが、そこにはありました。しかしパウロはそれをやめさせます。大きな船を動かす人がいなければ、全員が助からないからです。