日ごとの聖書(1月4日)

本日の通読箇所「使徒言行録1:15~20」

兄弟たち、イエスを捕らえた者たちの手引きをしたあのユダについては、聖霊がダビデの口を通して預言しています。この聖書の言葉は、実現しなければならなかったのです。

(使徒言行録1章16節)

彼らは、120人程の集まりになっていました。独立したユダヤ教の集まりを形成するのに必要な人数は、120人(ただし成人男子で)だったそうです。つまり彼らは、法的にも認められた存在になっていたということです。

ここでペトロは演説をします。使徒言行録には使徒たちの演説が多く見られます。言葉によって、福音が伝えられていくのです。彼は最初の演説の中で、イエス様を裏切ったイスカリオテのユダについて言及します。

ペトロはユダの行動について、「~しなければならなかった」と言います。原語のギリシア語では、神さまによる行為を示す言葉が使われています。ユダは神さまが彼に与えられた務めを果たしたのだと、ペトロは語るのです。