日ごとの聖書(4月29日)

本日の通読箇所「使徒言行録22:6~11」

『主よ、どうしたらよいでしょうか』と申しますと、主は、『立ち上がってダマスコへ行け。しなければならないことは、すべてそこで知らされる』と言われました。

(使徒言行録22章10節)

使徒言行録9章に出てくる回心の物語を、パウロは自分の口で語ります。パウロの手紙の中では、あまりこの回心のことは触れられていませんが、今回はユダヤの民衆に対して語っていきます。

回心物語を語るときには、「神さまに背いていた頃」の自分も語らなければいけません。そのため、語るのを躊躇してしまったり、語る相手を選んでしまったりということもあるでしょう。

しかし、その罪や弱さでさえもまとめて受け入れて下さるのが神さまです。自分の弱さを誇りとし、自分の傷を隠さずに歩む。そのような信仰生活を生きることができれば、どれほど素晴らしいでしょうか。