日ごとの聖書(5月19日)

本日の通読箇所「創世記35:1~8」

人々は、持っていた外国のすべての神々と、着けていた耳飾りをヤコブに渡したので、ヤコブはそれらをシケムの近くにある樫の木の下に埋めた。

(創世記35章4節)

ヤコブはシメオンとレビがスコトの町を滅ぼし、略奪したのを知って恐れます。カナン人やペリジ人が彼らを憎み、襲って来るかもしれなかったからです。神さまはそんなヤコブを見て、その場を去るように言われました。

神さまはヤコブに、ベテルに上って祭壇を造るようにと伝えます。合わせて、「身に着けている外国(異国)の神々を取り去り、身を清めて衣服を着替えなさい」と命じられます。そして神さまは周囲の町々を恐れさせ、ヤコブたちを守ります。

そのころまだ、モーセは登場していないので十戒はありません。しかしここまで、「異国の神々」の偶像や飾りがあったことには、驚かされます。そういえばリベカが父ラバンの元から盗んできたテラフィムはどうなったのでしょうか。