日ごとの聖書(7月6日)

本日の通読箇所「詩編78:5~8」

子らが生まれ、後の世代が興るとき 彼らもそれを知り その子らに語り継がなければならない。

(詩編78編6節)

ここではなぜ、子や子孫に神さまの恵みを伝えなければならないかが語られています。それは、「先祖のように頑な反抗の世代とならない」ためです。いわゆる「反面教師」ということでしょうか。

イスラエルの人たちは、「信仰の継承」を何よりも大切にしていました。日本の神道や仏教でも、お墓や仏壇を大切にしてきたと思います。またキリスト教の中で、「わたしは~代目のクリスチャン」という会話が聞かれることもあります。

カトリック教会や聖公会は、「家の宗教」に近いように思います。それに対して多くのプロテスタント教会は、「個人の信仰」に重きが置かれているようです。ただどちらにしても、信仰の継承はとても大切なことです。