日ごとの聖書(5月10日)

本日の通読箇所「詩編56:1~9」

神の御言葉を賛美します。神に依り頼めば恐れはありません。肉にすぎない者が わたしに何をなしえましょう。

(詩編56編5節)

「情け深い神への信頼」:信頼を表明する救いを求める祈りです。表題にある「はるかな沈黙の鳩」という言葉は何を意味するのかよくわかっていません。七十人訳聖書では、「聖所から遠く離れた人々のために」という言葉に変えられています。

表題にある「ダビデがガトでペリシテ人に捕えられたとき」というのは、サムエル記上21章11~16にある、ダビデがガト王の家臣に捕えられたときの出来事です。ダビデはそのとき、気が狂ったふりをして難を逃れました。

ダビデは陰謀を企む人に、常に待ち伏せされていたといえます。わたしたちの前にも、常に罪が待ち伏せしています。そのときに神さまに拠り頼むことができるのか。祈ることができるのか。そこが大事なのです。