日ごとの聖書(1月 23日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書7:24~8:4」

雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。岩を土台としていたからである。

(マタイによる福音書7章25節)

心が震えるとき、どうしたら平安になるでしょう。大きな優しさや愛にふれたとき、少しずつ心が癒されていくという経験をしたことがあるかもしれません。

わたしたちは何を土台とするのでしょうか。何に身を委ねて生きていくのでしょうか。「神さまがいてくれるから大丈夫」、その思いを持つことができればと思います。

後半には、イエス様が「重い皮膚病」を患っている人をいやす物語が載せられています。「重い皮膚病」は新しい聖書では「規定の病」と訳されていますが、「宗教的にけがれている」という意味です。その病気の人に触れたら自分もけがれると人々は定め、遠ざけていました。しかしイエス様は、病気の人に手を差し伸べ触れられます。その思いはわたしたちにも向けられています。