日ごとの聖書(7月18日)

本日の通読箇所「創世記50:1~6」

ヨセフは自分の侍医たちに、父のなきがらに薬を塗り、防腐処置をするように命じたので、医者はイスラエルにその処置をした。

(創世記50章2節)

「なきがらに薬を塗り、防腐処置をするということは、ミイラにするということです。新しい聖書では、はっきり「ミイラ」という言葉が用いられています。新しい聖書に理解しやすくなった部分もあるということも、書いておきましょう。

なぜヨセフは医者に、このような処置をするように命じたかというと、父からエフロンの地にある洞窟に葬るように指示されたからです。そこまでの距離は遠く日数もかかるため、そのような処置が必要だったのです。

ラケルが亡くなったときには、そのような処置ができる医者もいなかったのでしょう。本当であればみんなと同じところに葬りたかったに違いありません。ところでイエス様はどうして、新しい墓に葬られたのでしょうか。