日ごとの聖書(2月 23日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書14:13~21」

イエスは舟から上がり、大勢の群衆を見て深く憐れみ、その中の病人をいやされた。

(マタイによる福音書14章14節)

洗礼者ヨハネが殺されたことを聞いたイエス様は舟に乗り、ひとり人里離れた所に退かれました。自分にもヘロデの手が及ぶのを恐れたからでしょうか。しかし群衆はイエス様を一人にはしませんでした。

もっと話を聞きたい、病気をいやしてほしい、その思いにイエス様は応えられました。その根底にあるものは、イエス様の「憐れみ」です。

イエス様の養いは、パンと魚の奇跡によって目に見えるものとなります。たった5つのパンと2匹の魚で、5000人以上の人々が満腹したのです。神さまの祝福の中、命の糧を与えられ、満たされる。それこそが聖餐式なのです。