日ごとの聖書(4月 10日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書27:3~14」

そこで、ユダは銀貨を神殿に投げ込んで立ち去り、首をつって死んだ。

(マタイによる福音書27章5節)

イエス様を裏切ったユダは、後悔しました。そして銀貨を神殿に投げ込み、首をくくりました。(ユダの最期は使徒言行録1章18節にも書かれていますが、その内容はマタイ福音書とは大きく異なります)。

ユダは地獄に落ちてしまったのでしょうか。イエス様を裏切り、死に渡してしまったのですから、そうかもしれません。でも自分がしてしまったことを心から悔やんでいるのだとすれば、神さまが手を差し伸べて欲しい、そう思います。

イエス様はピラトの尋問に対しても、何も答えませんでした。「屠り場に引かれる小羊のように 毛を刈る者の前に物を言わない羊のように 彼は口を開かなかった。」(イザヤ書53章7節)、これはまさしくイエス様の姿でした。