日ごとの聖書(12月 10日)

本日の通読箇所「ヨハネによる福音書14:15~31」

わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。

(ヨハネによる福音書14章16節)

「弁護者」とは、法廷で当事者を擁護する人のことです。イエス様が「別の弁護者」と言われたということは、イエス様も「弁護者」だったということです。イエス様は何を「弁護」されていたのでしょうか。

わたしたち人間は、誰一人として神さまの前に正しくありません。それどころか日々、罪を重ねながら生きています。それなのにイエス様は、ご自分の血をもって神さまとの間に立ち、わたしたちを和解させようと働きかけてくださるのです。

その役割を、別の弁護者である聖霊に託されたのです。命の与え主である聖霊もまた、わたしたちと神さまとの間をとりなすために、わたしたちに与えられました。わたしたちが「みなしご」にならないように、神さまの愛はわたしたちを包み込んでいるのです。