本日の通読箇所「創世記10:21~32」
ノアの子孫である諸氏族を、民族ごとの系図にまとめると以上のようになる。地上の諸民族は洪水の後、彼らから分かれ出た。
(創世記10章32節)
最後にセムの系図が書かれます。セムはノアの三人の息子の長男なのに扱いが低いようにも感じますが、そうではありません。セムの系図は11章10~26節に改めて書かれます。そのときには年齢などもあわせて書かれているので、やはり「本家」なのでしょう。
日本でも、織田信長の末裔とか、先祖が源頼朝だとか、そのような方がおられます。また宮内庁が公開している「天皇系図」は、紀元前660年に即位した神武天皇がスタートとなっています。
聖書に書かれているのは、それよりずっと前のことです。なお聖書は、すべての民族がノアからスタートしたと語ります。文字通り信じるかどうかは別として、神さまの祝福がわたしたちを含むすべての民族に与えられていることを覚えましょう。