日ごとの聖書(4月19日)

本日の通読箇所「創世記28:1~5」

ここをたって、パダン・アラムのベトエルおじいさんの家に行き、そこでラバン伯父さんの娘の中から結婚相手を見つけなさい。

(創世記28章2節)

大河ドラマを見る時に人物相関図は手放せませんが、旧約聖書ではさらにいとこ同士の結婚などもあり、作っておくと便利です。ベトエルはヤコブの母であるリベカの父、ラバンはリベカの兄です。

イサクがリベカと結婚したときも、アブラハムは自分の生まれ故郷でイサクの妻を探しました。同じようにイサクはヤコブにも、カナン人以外の女性を妻にするように言います。カナン人はいわゆる異邦人です。

この背後には、エサウの怒りが収まるまで身を隠すという目的がありました。しかしそれと同時に、同胞の中から妻を迎え、血を混ぜないということが彼らの中ではとても大切なことでした。