日ごとの聖書(4月22日)

本日の通読箇所「創世記28:18~22」

わたしが記念碑として立てたこの石を神の家とし、すべて、あなたがわたしに与えられるものの十分の一をささげます。

(創世記28章22節)

夢で天に達する階段を神の使いが昇り降りしているのを見たヤコブは、そのとき枕にしていた石を柱として据え、油を注ぎます。ヤコブはその場所を「畏れ多い場所(新しい聖書では『恐ろしい所』)」と言います。

このころ人々は、神さまの顔を見ると死ぬと考え、また近くにおられることすら恐れていました。イエス様の「わたしはいつも共にいる」という約束を信じるわたしたちにとっては、少し違和感のあるところです。

彼がその場所に名付けた「ベテル」とは、「神の家」という意味です。彼はまた、自分に与えられるものの10分の1を神さまに献げるという誓願を立てました。よく教会で聞く十一献金とは、ここからきたものです。