日ごとの聖書(5月31日)

本日の通読箇所「創世記37:28~36」

父は、それを調べて言った。「あの子の着物だ。野獣に食われたのだ。ああ、ヨセフはかみ裂かれてしまったのだ。」

(創世記37章33節)

ヨセフはイシュマエル人に、銀20シェケル(約228g)で売られます。どうせ殺そうとしていたのだから、いくらでも構わないと考えていてもおかしくありません。ちなみにイエス様は、銀貨30枚で裏切られました。

ヨセフが売られるときに、ルベンはその場にいなかったようです。彼は穴の中にヨセフがいないのを見て、衣服を引き裂いて悲しみました。そのとき他の兄弟はルベンに、事のいきさつを説明したのでしょうか。

ヨセフを失った父ヤコブの悲しみは、大変大きかったようです。彼は息子や娘の慰めも拒みます。ただ原因の一端が自分にあることも、気づいてほしいところです。ヨセフはエジプトのポティファルに売り渡されました。