日ごとの聖書(9月10日)

本日の通読箇所「出エジプト記15:19~21」

アロンの姉である女預言者ミリアムが小太鼓を手に取ると、他の女たちも小太鼓を手に持ち、踊りながら彼女の後に続いた。

(出エジプト記15章20節)

ここでアロンの姉であるミリアムが登場します。アロンはモーセの兄と書かれていたので、ミリアムはモーセの姉にもなると思いますが、聖書はそのことについて何一つ言及していません。

当時戦いから帰ってきた男性を、女性たちが歌い踊りながら出迎える習慣があったようです。彼女が手にしていたのは新共同訳聖書では「小太鼓」と書かれていましたが、新しい聖書では「タンバリン」になっています。

アロンはレビ人で、祭司の一族でした。そしてその姉ミリアムは、「女預言者」だったそうです。イスラエルにおいてこのきょうだいは、とても重要な役割を持つ人たちだったようです。